クリアするのが勿体無くて、ティアクライスは決戦前夜で止まってます^ω^
去年の4月から始めたこの一日小話も1年続けてこられました……!
お陰様です。ありがとうございます。これからも頑張ります。
週末に幻水オンリーに行こうとしているわたしを誰か止めてください(
明日から学校です……かなり生活が新しくなるのですが頑張ります。
頑張ります二連発でなんとなくうっとおしくなってきたところで
今月の小話です。シンヒカです。懲りもせずエイプリルフールねたです。
そして懲りずに二人が同居しています。
男子中学生のパンツ事情に詳しいあめこでした^q^(あっ
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「サトシって稲妻柄のパンツしか穿かないのよ。しかもトランクス」
目の前にあるのは、いつもと同じ無表情だ。
「…………嘘だな」
「……………………」
一秒で看破された。
無表情に僅かな不機嫌を透かして、
「大体、何故お前があいつの下着事情を知っている」
シンジは空になったマグカップを持つと席を立った。
「それはほら、昔一緒に旅してたし……、うん、ほら、ね?」
もう既に破綻していることはわかっていても、
一度始めた嘘だ、後には引けない。
コーヒーを注ぎ足して、シンジが戻ってきた。
「ところで、お前、寝起きで頭がぼやけてるから勘違いしてるんだろうが」
一口、コーヒーを啜る間が、朝のダイニングを支配する。
「今日は4月2日だ」
「え!? ………………え、嘘ッ」
「嘘だ」
「…………………………」
あたしは、ずず、と音を立ててコーヒーを飲み干すと、
更に大きな音を立ててカップを置いた。
ふう、と小さな溜息をつくと、それと同時にくすりと笑いがこみ上げてきた。
「…………ハッピー・エイプリルフール……?」
一瞬、シンジも、うっすらと笑みを浮かべたように見えた。
「……俺の勝ちだ。カップは洗っておけよ」
「ちょっ…………!」
シンジは勝ち誇ったように言い捨ててダイニングを後にした。
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